その他
近年、インターネットサービスのアカウント乗っ取り被害が多発しています。証券口座については、多要素認証が必須化されました。証券口座以外にも多要素認証に対応しているサービス(LINE、Instagram、Amazonなど)がありますので、これを機に設定をご検討ください。
●SMS/Eメール認証(安全性 ★)
事前に登録された電話番号やEメールアドレスに対して送信されるワンタイムパスワード(OTP)を入力する認証方式。利便性と普及率は高いが、多要素認証のなかでは最も脆弱であるが、設定することによりセキュリティは大幅に向上する。
●認証アプリ(安全性 ★★)
認証アプリで生成されたOTPを入力する方式。SMS/Eメール認証よりも脆弱性が少なく、セキュリティが高い。
●パスキー(安全性 ★★★)
「持っているもの(端末と秘密鍵)」と「本人であること(生体情報やPIN)」を組み合わせた認証方式で、セキュリティ面では最も強固なので、利用しているサービスや端末がパスキーに対応している場合、最優先で設定することを推奨。パスキーの設定後は、ログイン認証が簡易になることから、利便性にも優れている。
多要素認証については、安全性の高いものを優先して設定しましょう。
また、多要素認証の設定だけではなく、機器やアプリのアップデート、パスワードは可能な限り長くして使い回さない、セキュリティソフトを導入するなどの基本的なセキュリティ対策を合わせて行うようにしてください。
詳しくは大阪府警ウェブサイトをご確認ください。
➡ サイバーセキュリティ対策通信(大阪府警ホームページ)
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